まず患者様の主訴とその症状の経過、他院で診断、治療を受けられた方であればその結果、などをお伺いして参ります。
それらに基づいて診察、理学所見などをとり、レントゲン検査、必要により連携医療機関にてMRI/CTなどを追加して行います。
検査結果を、その時点での可能性の高い診断名とともにご報告し、治療方針をご提案させていただきます。骨粗鬆症が症状の背景にあると考えられる場合は骨密度測定、下肢の疼痛/しびれが神経由来だけでは説明がつきにくい場合は血圧脈波検査装置でABI(Ankle Brachial pressure Index:上腕と足首の血圧から算出される下肢動脈の狭窄や閉塞の度合いを評価した値)測定、などをひきつづき当クリニックで行います。
クリニックですので、治療方法としては保存療法、すなわち、最も疎かにしてはならない日常生活指導のほか、内服薬、外用薬などによる薬物療法、各種ブロックも含めた注射療法、それらと組み合わせた当クリニックの最新型機器を利用した理学療法などが主体となります。
症状の経過をフォローさせていただき、経過が思わしくなく、症状の改善のためには手術療法でならその打開策となることが見込まれる場合は、患者様のご希望に沿う形で、もしくは私のこれまでの診療経験、ネットワークを活かして「この病院のこの先生」といった形で専門医の先生をご紹介致します。
もちろん、骨折も含め手術の選択が早ければ機能改善が速やかな病状であることがわかれば、その旨をお伝えし、いたずらに保存療法に終始せず、手術療法に長けた医療機関をご紹介致します。
主な症状
- ■首から後頭部にかけての痛み、首から上肢にかけての痛み痺れ、臀部から下肢にかけての痛み痺れ
- ■上肢下肢の重だるさ、痛み痺れ、筋力低下、筋肉の萎縮、細かい手作業困難、歩きにくい、つまずきやすい、転びやすくなってきた
- ■首や背中、腰などの痛み
主な症状
- ■首、腰、肩や腕、肘、手、股(足の付け根)や膝、足を動かすと痛い
- ■手足などが痺れる、手指/手関節、足趾/足関節にうまく力が入らない
- ■四肢(体幹)の打撲、骨折、捻挫、外傷(擦り傷、切り傷など)
(関節脱臼や大出血を伴う創傷など、緊急度の高い処置を要するものにつきましては、 外来の状況により対応をできかねる場合がございます。また、頭部や顔面、顎部の外傷、諸症状についても対応が困難な場合がございます。予めご了承下さい。)
- ■骨粗鬆症
- 当クリニックでは、骨粗鬆症の判定のために国際的に推奨されている腰椎や大腿骨近位部での骨密度測定が可能な最新鋭の機器を導入しております。適切な現状把握と治療薬のご提案をさせていただきます。お気軽にご相談下さい。
- ■リウマチ・痛風
- これらは、関節痛や身体の一部の頑固な疼痛を来す疾患であり、加齢に伴う関節の変形性変化との鑑別が必要です。まずは採血採尿検査、レントゲン検査などの精査を可能な範囲でさせていただきます。
スポーツ種目は多種多様で、さらにどのレベルのパフォーマンスが求められるのかも患者様により全く異なるのが特徴です。病状によっては現実的には厳しい決断が迫られることもありますが、患者様の希望と理学療法士によるリハビリテーションの可能な限りのマッチングを行い、早期の復帰を目指します。
下記ような方は、ご相談下さい。
- ■怪我を早く治療し、早く競技に復帰したい方
- ■スポーツで怪我を繰り返している方 など